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国指定重要文化財 不動堂
1 アクセス詳細情報
1-1 文化財のピンポイント位置と、詳細アクセスマップ
1-2 公共交通機関
1-2-1 東京駅から
1-2-3 安房鴨川駅から
1-3 駐車場
2 見学のしかた (拝観時間、拝観料、宮殿の見学など)
3 訪れた時の様子 (写真43枚)
4 大山寺と国指定文化財の、建築や歴史に詳しくない人でもわかる説明
5 問い合わせ
6 千葉県と全国の文化財分布マップ
1 【アクセス詳細情報】
1-1 ピンポイント位置と、詳細アクセスマップ
大山寺境内の国指定重要文化財は、赤マーカー
1-2 公共交通機関
1-2-1 東京駅から
東京駅八重洲口 東京ミッドタウン八重洲 B2F乗り場から、 京成バス「鴨川・亀田病院」行きアクシー号に乗車。
↓
[運行頻度] 一日3便運行。
[運賃] 2,500円
[乗車時間] 1時間40分
↓
長狭地区公民館 バス停(上の地図・黒3)下車。
現地まで、徒歩22分(1.3km)。
1-2-2 安房鴨川駅から
安房鴨川駅 東口バス停から、 日東交通「平塚本郷」行きバスに乗車。
↓
[運行頻度] 2-3時間に1本
[運賃] 660円
[乗車時間] 30分
↓
古畑(こばた)バス停(地図・黒4)下車。
現地まで、徒歩22分(1.3km)。
1-3 駐車場
参拝者用の無料駐車場があります。
地図・黒1
収容台数は、10台程度でしょうか。
2 【見学のしかた】
大山寺(おおやまじ)の境内は、いつでも自由に入って参拝でき、国指定重要文化財の不動堂の外観も、自由に見学することができます。
拝観料は、無料です。
不動堂の内部にもいつでも自由に入ることができ、内部に納められている国指定重要文化財の宮殿(くうでん)も、ガラス越しに見学ができます。
ただし、ガラスの反射で、結構見えにくい印象でした。
詳細は、下の「訪れた時の様子」を参照してください。
3 【訪れた時の様子】
千葉県鴨川市、房総半島の中央部の山の中。高蔵山の山頂近くにある、大山寺にやってきました。
1 かつての境内の入口、仁王門(地図・黒2)が見えます。
2 仁王門。1923年、関東大震災で倒壊した後、再建されたものです。
3 門の中の仁王像は、震災で被害を受けずに残されたそうです。
4 仁王門から。かなり急な石段です。
とても歩いて登る気にはならなかったので、迂回して駐車場経由で境内に入ることにしました。
5 こちら、駐車場。地図・黒1
奥に、不動堂が見えています。
6 左が鐘楼、右奥が不動堂です。
7 鴨川市の指定文化財、鐘楼。不動堂よりも古い、18世紀ごろの建築とされています。
8 鐘楼の四面の蟇股(かえるまた)には、十二支が彫られていました。
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11 不動堂の北側面。
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13 不動堂の北隣にある、寺務所。訪れたのは平日の午後で、この時は無人のようでした。
14 不動堂の正面は、東を向いています。
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17 不動堂の前から。標高は180mほどで、遠くに鴨川市街、その向こうには太平洋も見渡せます。
18 不動堂の前で、仁王門からの石段は終わっていました。急すぎる〜。上ってこなくてよかった...。
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22 複雑で美しい組み物。
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25 正面の、屋根がせり出している部分=向拝に、注目してみます。
26 正面向拝の装飾。非常に精緻で、力強い彫刻です。
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28 獅子の木鼻(きばな)。
29 手挟(たばさみ)も、とても手が込んでいます。
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31 正面頭上の、扁額。
32 痛みが進んでいる部分も。
33 堂内に入ってすぐの、外陣(げじん)。
34 外陣中央から、内陣を見ています。ガラスの向こうに、厨子としては非常に大型の宮殿(くうでん)が見えます。
宮殿の前に、白い縦長の布がいくつもぶら下がっているように見えますが、これは不動堂入口の布がガラスに映っているためです。この反射のため、宮殿の様子は、非常に見えにくいです。文化財を保護する措置なのでやむを得ませんが、残念です。
宮殿についての詳細情報はこちら。
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37 本堂の南側、イチョウの巨木。
38 イチョウのそばにあった、飯綱権現の祠。
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41 そういえば、仁王門のそばに、「大山千枚田はこちら」の看板がたくさんあったので。
42 大山寺から1.3kmほどの距離にある、大山千枚田に行ってみました。地図・黒5
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訪れたのは10月。もうとっくに、刈り取りは終わっていました。
4 【大山寺と国指定重要文化財の説明】
大山不動尊の名で知られている高藏山(たかくらやま)大山寺(おおやまじ)は、関東三大不動の一つとされています。奈良時代の724年に、東大寺の開祖である良弁僧正によって開山されたと伝えられ、かつては源頼朝、足利尊氏の信仰を受けて繁栄していました。江戸時代は、天台宗聖護院(京都にある修験道の本山)に所属する山伏の寺として存続しました。明治に入ると政府による修験道廃止の令により神社の附属施設として扱われましたが、平成に入って、ようやく正式な真言宗の寺となりました。地元では庶民の暮らしに修験道の教えが浸透し、お寺との結びつきは現在も受け継がれているそうです。
不動堂は、江戸時代後期、1802年に再建されたもので、当時の寺院建築の特徴をよく示す建物です。外陣(げじん)と呼ばれる参拝者が入る空間には、二重虹梁(こうりょう)や独特の形をした撥束(ばちづか)など、複雑な木組みの技法が使われています。こうした構造は、この地域の寺院建築がどのように発展したかを知るうえで、重要な手がかりとなります。
不動堂の内部に安置された宮殿(くうでん)は、江戸時代中期、1699年に作られたもので、仏像などを納めるための厨子(ずし)の一種です。宮殿には、天正年間(1573~1592年)に建てられた以前の不動堂の柱が取り込まれており、仏像を安置する台である須弥壇(しゅみだん)と一体となるように造られています。このような構造は珍しく、また、宮殿には細かな彫刻や鮮やかな色彩がふんだんに施され、作られた当時のものがそのまま残っています。こうした装飾は千葉県内でも早い時期の例であり、この地域で大型の宮殿が造られるようになる過程を知るうえでも貴重です。
不動堂と宮殿は、山岳信仰や修行を重視する修験道と関わりの深い寺院が、江戸時代にどのような建築や装飾を取り入れて発展したのかを伝える、価値の高い建物です。これらのことが評価され、不動堂と宮殿は、令和8年(2026年)、国の重要文化財に指定されました。
5 【問い合わせ】
大山寺
電話番号 04-7098-0178
(10月の平日に訪れたところ、寺務所は無人でした)
鴨川市 教育委員会 郷土資料館・文化財センター
電話番号 04-7093-3800
このページは、以下の記述などを参考にしています。
大山寺 公式HP
文化庁 国指定文化財等データベース
鴨川市 公式サイト
現地案内看板
現地配布パンフレット
モバイルでは地図マーカーが正しく表示されないことがあります
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